2012年4月6日金曜日

現代史ゼミの日程について

4月からの現代史ゼミも、水曜日の18:00から、第2研究館207号室で行われます。
今後の予定は、4月18日、4月25日となっております。

現在のテーマは、「ファシズムについて」です。

前回の内容としては、初期のファシズムの運動とし、ハンガリーとオーストリアについて見てきました。

その議論で特に興味深かったのは、「戦争の多面的な効果」についてでした。
このことについて、参加者の一人が素晴らしいコメントを残してくださったので、
それを引用させていただきます。

「第1次世界大戦の歴史から重要なことを学んだ。
20世紀は戦争の世紀であった。
19世紀のヨーロッパの戦争は、職業軍人中心の局地的、短期間の戦争であったが、
第1次大戦は、一般庶民が戦争に巻き込まれ、また、自身も参戦し、工業化したは4年間の長期戦争となった。
その「大量殺戮は、お互いの消耗と幻滅に終わった」(「ファシズムの解剖学(桜井書店)」p55)。
戦争は、戦車(自動車)、戦闘機(航空機)、原爆(原発)、そしてコンピュータなどなど、科学技術の進歩を促進した。
戦争が科学技術の進歩をもたらしたとも言える。

一方で、反戦の運動も世界的に盛り上がった世紀である。
戦争は、人間(男性の)の闘争本能の発露でもある。
闘争本能を戦争でなく解消するために考えられた仕掛けは、スポーツ競技である。
日本お「お祭り」もそうだし、世界中のカーニバルも、イタリアのコロッセオ、スペインの闘牛などもそうである。闘争本能がある限り、生真面目一本では世界は持たない。
現代では、戦争に替わる闘争本能を発揮する仕掛けが自由市場至上主義である。
規制を外し、欲望に任せた自由競争の仕組みで、自己責任のものと、強者が一層に勝ち行く仕組み制度となっている。」


他にも参加者から頂いたコメントを、少し取り上げさせていただきます。

  • 日本はスポーツ文化が無かったから「祭り」が発展した、という点に大きな刺激を受けた。


  • 戦争をやる理由は、ある均衡を求めているからではないか?ゲーム理論がよく使われていると聞いたが…



それでは、また次回もよろしくおねがいします。

0 件のコメント:

コメントを投稿