昨年は瀬戸岡先生の体調のこともあり、長らく休止をしていたクラシック音楽講座ですが、
今年は、1月のラフマーニノフに続き、3月にも講座が開かれます。
偉大なる作曲家たちが、なぜそのような音楽を創作するに至ったのか、
その時代背景、理念とはなにか、といった分析を軸に行われる講演は、
文化を社会科学的に捉える視点を我々に与えてくださり、たいへん勉強になります。
私はとくに、経済学ももっと文化について研究をされるべきだと考えいるため、
この講演からは素晴らしい知見を得られています。
以下には、3月に行われる講義について、瀬戸岡先生からのメッセージが御座いますので、
引用しておきます。
1月11日のクラシック音楽講座 (第39回) は, ラフマーニノフを
テーマに,約90名の参加を得て,盛会のうちに終わることができました。
次回は,ご要望を受けて,ブラームスをテーマに,以下の要領で
おこないますので,関心をお持ちの方をお誘いあわせのうえ,
多数ご参加くださいますよう,ご案内いたします。
日時 3月1日(土) 午後2時~5時
会場 駒沢大学 本校キャンパス 1号館404教室
東急 田園都市線 駒沢大学駅 下車
学生の流れにそって歩くと正門にたどりつきます
テーマ ロマン派の時代 と ブラームス の音楽
何ごともそれだけを探究していても,そのものを深めることはできません。
どれだけ多くの周辺知識をもっているか,それがそのものを深める秘訣だ
といってよいでしょう。 このクラシック音楽講座は,そのような趣旨から,
どのテーマを取りあげるばあいも,一方では,社会的,歴史的背景を考察の
対象にいれつつ, 他方で CD を鑑賞しながら,音楽そのものを深く理解しよう
としています。
ブラームスが活躍した時代は,おおむね19世紀後半。 ロマン派の時代と
いわれますが,それはまた音楽史上の矛盾をはらんだ時代でもありました。
活動の場は,産業革命と国家統一で急激に変貌しつつあるドイツ。
活力にみちていたように見えますが,同時に,それはたいへん悩ましい時代でも
ありました。 そこに生きたブラームス自身も,たいへん悩み多き人生をおくって
いました。
ブラームスの音楽には,その悩ましさがあふれています。そのあたりを CD を
聴きながら,ともに考えてみたいと思います。
瀬戸岡
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